「明知鉄道を応援したい。なぜならあけてつは地域の宝物だから!」
2009年に早稲田大学・日本大学・岐阜大学・京都大学の連携チームが恵那市のまちづくりをお手伝いすることとなりました。景観資源を活かした地域まちづくりを考えるため、恵那市南部の岩村、山岡町、明智町において調査やワークショップを行うなかで、これらの地域を貫く明知鉄道がまちづくりのとても重要な鍵となると考えました。そのため明知鉄道から見える風景や駅のデザインなどを考えることを行ってきました。
2010年の夏には、明知鉄道の魅力を高めるために学生がなにかやってみよう、ということで、無人駅を徹底的に掃除したり、駅に手作りのカカシを立ててみたりしました。地元のアーティストの方にご指導いただいたカカシは乗客の皆さんたちの目にとまり、ちょっとした話題となりました。そのため2011年にも再度設置。人気投票もやってみることにしました。
このような小さな試みですが、明知鉄道とその沿線のまちの魅力を発信し、多くの人々とのつながりが生まれることを期待して「あけてつ沿線サポーターズ」サイトを立ち上げました。いろいろな関心から、いろいろな人の、あけてつとその沿線のまちに対する思いや声が、鉄道とまちとみんなの元気に繋がることを期待しています。
「あけてつ沿線サポーターズ」コアメンバー
- 早稲田大学創造理工学部社会環境工学科佐々木葉研究室
(http://www.waseda.jp/sem-yoh/index.html) - 日本大学理工学部社会交通工学科岡田智秀研究室
- アントベアクリエイツ合同会社
(http://antbear-creates.jp)
なおこの活動は明知鉄道株式会社さんのとても暖かい協力を得ていますが、鉄道会社とは独立した参加メンバー個人の意志と責任で行っているものです。
平成24年1月23日
早稲田大学創造理工学部社会環境工学科
佐々木葉