あけてつ沿線フォトコンテスト2012秋 審査結果

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おまたせしました!フォトコンテスト2012秋の審査結果を発表します!
審査の結果、13作品がグランプリ・部門賞・入賞を獲得されました。
多くのご応募をいただきましてありがとうございます。

惜しくも入賞を逃された作品についても魅力的な写真が多く、審査員一同選定に非常に悩みました。
また投稿と合わせてお送りいただきました明知鉄道とその沿線エリアの応援メッセージにつきましてもありがとうございました。
これからもあけてつ沿線で生活される方、そしてあけてつ沿線に訪れる方の気持ちが交流できるような催しを企画して参ります。

なお、応募作品につきましても随時ホームページ上でご紹介して参ります。
今後ともよろしくお願いいたします。

※賞品の送付につきましてはメールでご連絡・郵送先の確認をさせていただきます。

グランプリ作品

【車窓から見た沿線風景部門】 紅葉真っ盛りのトンネル入り口

<タイトル(撮影者名)>

紅葉真っ盛りのトンネル入り口(小川 千晴さん)

<撮影者コメント>

阿木駅出発して間もなくさしかかるトンネル。
紅葉真っ盛りの山は素晴らしく、三炉の枕木には霜がおりていて、明智鉄道の絶景のスポットとも言えます。
<審査員コメント>

・日のあたった紅葉のあざやかと日陰の枕木には霜が。あけてつの持っているとても様々な表情をよくとらえてくださいました。

・トンネルは一般的に暗いイメージがもたれがちであるが、この作品では、トンネルを包み込むような鮮やかな紅葉が描写され、さらに青々とした秋晴れの空を背景にトンネル出口の光明が構図全体の焦点となって、バランスのとれた明るいイメージのトンネル風景が写しだされている。

車窓から見た沿線風景部門【部門賞】

紅葉真っ盛りのトンネル入り口(小川 千晴さん)※グランプリ作品と同じ

明知鉄道かかし部門【部門賞】

【明知鉄道かかし部門】 夕日を浴びて

<タイトル(撮影者名)>

夕日を浴びて(山下 優子さん)

<撮影者コメント>

おじいちゃん&孫かかしが夕日を浴びて気持ちよさそうな秋の風景をバックに撮影しました。
老人ホームが隣接されている小さい駅ながら、かかしがチャームポイントになってほのぼのさせていただきました。

<審査員コメント>

・日が経つごとに、かかしの表情が豊かになり、家族の会話も弾んできたんなだな、と思えるすてきな一瞬をよくとらえてくださいました

・高齢者施設が併設された当駅を元気づけようとするお爺さん&兄弟かかし。このかかしファミリーが東野地区の秋の田園風景を背景に夕日のスポットを浴びて、当駅の乗降者の心を和ませている様子が伝わってくる作品。

 

中学生・高校生部門【部門賞】

【中学生・高校生部門】 弓人

<タイトル(撮影者名)>

弓人(伊藤 翔平さん)

<撮影者コメント>

恵那市で開催された国体を盛り上げてくれた一人の弓人が岩村にいました。
<審査員コメント>

・遠くの山まで弓は飛んでいくかしら。緊張感と長閑さが同居する一枚。

・弓人が矢を射る里山方向に、弓人近傍の信号機の矢とレール方向も同調。他方、その逆側に存在する鉄道車輌とそのレールが逆方向から里山に向かう様子は、構図全体にパースペクティブな奥行き感をつくりだしており、構図バランスと描写テーマがうまくかみ合った作品になっている。

 

車窓から見た沿線風景部門【入賞】

【車窓から見た沿線風景部門】 子供たちの思い

<タイトル(撮影者名)>

子供たちの思い(堀江 英之さん)

<撮影者コメント>

乗車中素敵な絵に会いました。
車内の窓には子供たちが思い思いに書いた似顔絵とその後ろに広がる日本の原風景みたいな物を感じました。
<審査員コメント>

・車内の風景と窓の外の風景をともにたのしめるのがあけてつの魅力ですよね

・アケテツの車窓から垣間見える日常の里山風景に、車内に展示された子供のスケッチが同時に映り込んでいる。恵那を特徴づける里山の中でのびやかに育つ子供たちの元気がこちらにも伝わってくる愛らしい作品である。

【車窓から見た沿線風景部門】 枯葉舞う

<タイトル(撮影者名)>

枯葉舞う(堀江 英之さん)

<撮影者コメント>

最後部乗車時に落葉した葉が列車の風にあおられ舞い上がっていたので撮影してみました。
<審査員コメント>

・列車が進むと木の葉が舞い踊りながら歌っているようで楽しい景色です。

・アケテツを特徴づける蛇行する軌道を車輌後部から捉えたユニークな作品。アケテツの走行スピードで舞い上がる落ち葉と軌道両側の山林のぼかしがアケテツのスピード感を演出し、車両後方ならではの魅力を上手に捉えている。

【車窓から見た沿線風景部門】 森のトンネル

<タイトル(撮影者名)>

森のトンネル(加藤 正拡さん)

<撮影者コメント>

昼間のあけてつに乗車して撮影しました。
あけてつ沿線の美しい自然を表現するために森の中に入った時にとりました。
奥のほうが明るくなっていて森をトンネルにたとえて作品名も付けました。

<審査員コメント>

・この深く、静かな豊かな森の印象は、あけてつに乗ってこそ味わえます。

・森のトンネルを抜けてから始まるストーリーに心が弾みます。

【車窓から見た沿線風景部門】 邁進

<タイトル(撮影者名)>

邁進(大藪 貴弘さん)

<撮影者コメント>

11月1日にPS高田列車に乗車しました。
“今後も邁進する明知鉄道”をイメージして、車両先頭の窓よりスローシャッターで1枚。
流れる近景の中には色づき始めた葉などもあり、秋を感じられる写真になりました。
<審査員コメント>

・秋の空気のなかを快走する清々しい感じが伝わってきます。

・アケテツの魅力ある車窓風景のひとつ「緑を貫く軌道」を描写した作品。背景としてどっしり構える山と大きな雲に対して、近景のスピード感ある構図が「緑を射ぬく路線」を想起させてくれる。色づく葉の色がもう少し鮮やかに出ていればなおよかったと思う。

明知鉄道かかし部門【入賞】

【明知鉄道かかし部門】 ごくらくに駅に後光

<タイトル(撮影者名)>

ごくらくに駅に後光(青木 孝義さん)

<撮影者コメント>

案山子に有り難い言葉の碑と地蔵さん 後ろから後光、とても素敵な時間。
あしたも いい日に なりますね。

<審査員コメント>

・極楽の魅力が一同に!

・ありがたさがいっぱいな一枚になりました。

【明知鉄道かかし部門】 手の勾配に意味あり

<タイトル(撮影者名)>

手の勾配に意味あり(青木 孝義さん)

<撮影者コメント>

日本一の勾配のいいぬま駅・案山子の手の角度で勾配の表現をしていました。

【明知鉄道かかし部門】 またきてね

<タイトル(撮影者名)>

またきてね(加藤 正拡さん)

<撮影者コメント>

極楽駅にて撮影。あけてつが岩村方面にむけて走っていくのを見送るようにしてとりました。
かかしの傘が傾いていたので後ろからとりかかしのさみしさを表現しました。

<審査員コメント>

・かかしは列車も乗客も見守ってくれているのですね。

アケテツとお坊さんかかしとの仲睦まじいアイコンタクトに気づかせてくれる絶妙なアングル。人間界にはわからない、特別の会話が成り立っているようである。

【明知鉄道かかし部門】 秋の駅長さん

<タイトル(撮影者名)>

秋の駅長さん(大藪 貴弘さん)

<撮影者コメント>

11月1日にPS高田列車に乗車しました。お土産の品をたくさんいただいた後、復路は明智駅から山岡駅まで歩きました。
列車が来るまでの間、辺りを散策していると、色づいた桜の葉ごしに見えたホームのかかしが印象的だったので1枚。
さながら秋の山岡駅を見守る駅長さんのようですね。
このほのぼのとした雰囲気は未来に残していってほしいです。

<審査員コメント>

・人懐っこく、あたたかで、静かな秋の気配がとてもすてきです

・「やまおか」のさわやかな秋とおばあちゃんの優しさを感じさせる作品。そのイメージ通りの題名も気に入りました。

【明知鉄道かかし部門】 あっ!

<タイトル(撮影者名)>

あっ!(永家 宏和さん)

<撮影者コメント>

かかしの顔を見て「あっ!」と言っていました。

<審査員コメント>

・かかしと僕の一期一会

・かつて当地にあった飯羽間城の記憶を遊び心存分に表現した殿様かかしと、好奇心旺盛な現代っ子との調和が見事に捉えられている。
この子の関心は殿様かかしよりも、おもちゃの刀に向いているようなところも微笑ましい。子供は正直!

【明知鉄道かかし部門】 Welcome! NOSHI

<タイトル(撮影者名)>

Welcome! NOSHI(徳永 正帆さん)

<撮影者コメント>

両手を広げて列車の到着をお出迎えしているようです。

<審査員コメント>

・イノシシかかしならではのユーモアが魅力です。

・昨年、当プロジェクトで実施した、アケテツ無人駅かかしファン投票では最下位であった当駅。当駅のアピールに立ち上がった「のっしー」が里山から降りてきて、両手を大きく広げて当駅の魅力をアピール。そんなけな気な「のっしー」の気持ちが伝わってくるショットである。

中学生・高校生部門【入賞】

該当作品なし。